2005/02/01 <人間>



私はAOLを昔から使っていて、そのメールアドレスは

ずっと保持しています。

そのため二、三年会っていない人からもメールがあっ

たりします。

先日カリフォルニアで机を並べて勉強したことのある

友人から本当に久しぶりにメールを貰いました。


内容は、最近どう?ということと、彼は今、入院して

いて暇だ、ということ。現在は福島で療養していると

のこと。福島だったら新幹線で30分。車で3時間。

お見舞いに行ってきました。


久々に会う彼はとても変わっていました。

以前は小柄ながらも筋肉質で「筋肉ダルマめ」と私に

揶揄されていた彼は別人のようにやせ細って、焼けた

肌も真っ白に。何よりも痛々しいのが鼻を通る管と吊

るされた点滴。組まれた両手が常に震えていました。


内臓の病気らしく、詳しくは聞けませんでした。

どう見ても容態はよく無さそうでした。


久々に会ったのに全く会話が弾みません。

お互いの近況を報告しあうなどできず、私が一方的に

話すだけ。そして自分で呼んでおいてと本人も自覚し

ているのだろうけれど、歯切れ悪すぎる彼。


「じゃ・・・また来るわ」

3時間かけて来たのに居たのはたったの20分程度でした。

それでも本当に長い20分に感じられました


「あぁ。まぁ仙台からじゃ大変でしょ。無理しないで

いいから。今日は悪かったね、ほんと」

つっかえつっかえ掠れた声で彼。笑顔を見せてくれました。


「いや、そうでもない。じゃ、またな」


私はそのまま病室から出、あーあ、来るべきじゃなかった

かもなぁ、なんて思いながら外に向かって歩きました。


ふと、被っていたニット帽を病室に忘れたことを思い出し、

気まずいなぁと思いつつ「シンデレラの如く忘れ物しちった」

とか何とか糞つまらない冗談でもかまして失笑を買おうと考え、

病室にまた戻ろうとしました。


安物の薄いカーテンで区切られただけの大部屋。

戻ってきた私を見つけた同じ病室のおっさんは私に向かって

「しっし!」とするように手で払いました。

なんだこのオッサン、と思って近づこうとすると、カーテンが

閉められた友人のベッドから、微かに嗚咽のような声が聞こえ

てきました。


現実に救いがあることなどまず無いから、小説や映画が作られ

るんだろうなぁ、と誰が悪い訳でもないのに、誰に対してでも

無いのに、無性に腹が立って仕方ありません。


あぁ。本当に来るんじゃなかった。

そう思わずにはいられませんでした。





2005/01/03


先日、高校時代の知人に会い、原付に関していろいろ話してました。

話はお互いのプライベートなことになっていき、その知人が今度子供が

生まれるとのこと。同い年で子持ちかぁ、とちょっと微妙な気分になり

ましたが、めでたいことなのでおめっとさんと言っておきました。


「子供の名前が難しくてさぁ」

「あぁ、まさに一生物だからねぇ」

「あんま変な名前付けると可哀想だし、かといって平凡すぎてもってんで

結構悩んでんだよね。なんかいいのないか?女の子なんだけどさ」

と聞かれたのでふざけて

「おーまかせておけ!紙とペン紙とペン!」と考えつく限りの名前を書き

出しました。紙が残ってたのでちょっとご披露。

・愛(ジュテーム)

・桜(チェリー)

・どれみ(実際に知人に居ます)

・月姫(かぐや)

・天使(エンジェル)

・満子(邪推してはいけない)

・那蛇沙(ナターシャ)

・依理砂(エリザ)

・廃子(ハイジ)

・永久子(とわこ)

・奈緒美

・南子(ナンシー)

・聖羅(セーラ)

・沙羅(サラ)

・海侘(シータ)

・宇宙(そら)

・紅麗亜(クレア)

・知絵瑠(シエル)


個人的に永久子と奈緒美以外ありえない。百歩譲って紅麗亜だ。

私の名前が奇抜でもないけれど微妙に難読なため、

将来子供が出来たらシンプルな名前でいいかな、なんて

思っています。それこそ一(はじめ)とか。


さて、その知人から今日電話がかかってきまして、無事子供が

生まれたとのこと。そして名前は私が挙げた中から選んだとい

うのだ。一瞬ヒヤっとしました。えぇ!?と。

ただ、中には上にもあるとおりまともな名前が二つだけあった

のでそのどちらかだろ、と思い浮き出た冷や汗をぬぐったのも

つかの間

月姫(かぐや)にすることにしたんだ。お前が名付け親って

ことになるなぁハッハッハ」




グハーーーー!⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡




(;´Д`) 「・・・マジェニ?(マジ?&何故に?)」


「え?何で?お前が考えたんじゃん。いい名前だ、って評判いいぞ?」


(;´Д`) 「そ、そう?ならいいんだけど?ね?うん?まぁ?うん?おめでとう?」


「おう!サンキュな!」


・・・・・絶対に言えない。


エロゲーのタイトルから思いついた名前だなんて、絶対に言えません。

その作品がその子が大きくなるまでに完全に廃れて人々の記憶から薄れていることを

願っています(あだ名がアルクとかだったらそれはそれで笑えるけど笑えません)。






2005/01/02



明けまして何がめでたいってんだ?<挨拶


一生懸命毎日働こうがダラダラ家にひきこもってようが

年が明けるのには変わりないのに何がめでたいんだろう、

と言ってみる。まぁオハヨウと言われたらオハヨウと返す

のが礼儀ということなのだろうか。新年早々どうでもいい

ですけどね。


最近東北でも体感出来る地震が多いものだから何となく

びびりつつ地震関係のサイトを見てました。

地震予知関連のサイトって意外と多いのね。とても興味

深い。

このジャンルに関してはズブの素人なので割りと先入観

無しに見れたと思うのだけど、地震予知にはオカルトチッ

クなものや自然現象の観測からするものが多いらしい。

そして面白いのが毎日のように地震が起きると言って、

いざ起きると「ほら、当たったでしょ」というような

手口がチラホラと見つけられる。


つまり努力し続ければいつか報われるということだ<何か違う


しかし予知というのだから最低でも

いつ どこで なにが

を言い当てなければそれは予知したとは言えない気がするのだが、

いかがだろうか。

地震の予知サイトの場合は当然地震の予知をするのだから残り

二つの要素を最低でも言い当てる必要があるだろう。


時と場所。そして規模も重要だろう。

個人的に場所は大雑把でも仕方ないが時はせいぜい半年が限界

だと思う。もちろん学術的な意味でそれをやっているのなら話

は別なのだが、もしそれが「俺らの予知が当たったぜイエーイ!」

という風な意味合いがあるのなら、そのくらいじゃなきゃ説得力

があまり無いと思う。まぁここはあくまで個人的にだけど。


体感できない地震ならそれこそ数え切れないくらい起きていて、

震度1〜3の地震なら日本だけで毎日4回程度、震度4以上は

年間30回前後記録されているらしい(複数ソースなので割愛。

まぁ与太話サイトなのであまり信じ切ったりしないで下さい)


そりゃ毎日表現をぼかしたりして「地震来るぞ!」といい続け

ればいつかは当たるというものです。もし日本じゃなくても、

今回のインド洋くらい大きな地震が起きれば「ほら当たった!」

と言っているようです


当たる、というか、くじ引き全部買い占めればそりゃ何かは

手に入るだろ(露天でなければ(苦笑))とか思うんですけ

どね。ぶっちゃけ大人気ないです。

本人達はそれで満足してるみたいですが、まぁ見ててある意味

楽しいので生暖かく見守るのがお約束ってものなのかもしれま

せん。志村後ろ後ろ!みたいな<古


今後来る宮城県沖地震に備えてグッズでも買い足してこよ。



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